2007年7月28日土曜日

小金井市南口再開発について

毎日このブログを書こうと始めましたが、なかなか実行できないものだ。
先ほど友人の紹介で、一度お会いしたsさんから電話があった。話は「先日お伺いした再開発の問題点をあるHPの掲示板に書き込みにした。大嶋さんをO氏としたが、今後名前を出してよいですか?」とのこと。そこで私は、「私の言ったことであれば構いません。」と言いった。よく話を聞くと、どうも匿名での掲示板とのこと。そこで私は「そんなものに匿名で書くのはあまり良くないねーどうせ書くなら「実名」で書いたらいいのに」と言うと「あーそうですかー判りました。」と言った。どうすることやら判らない。
 どうも「匿名で書くと、自分の思っていることが書ける」という話をよく若い人から聞く。それ一つとっても民主主義が、まだ若い人に定着していないことが判ります。自分の思っていることを堂々と発表するまた出来ることが民主主義である。私は昭和24年生まれで58歳。今の若い人(全てがそうではないが)は、ズルさがあるのか?どうもリスクは回避して言いたいことを言うでは、世の中うまく行かないのではないかと思う。
そこで、話は戻るが、表題の再開発である。この施行者は、独立行政法人都市再生機構(UR)。旧住宅都市基盤整備公団である。理事長は、国土交通省の次官である。幹部は、天下り、プロパーは、自己保身。正に社会保険庁の職員と同じ。責任は取らない。やりたいことは何でもやる。法律、条例、地区計画、都基準違反でも構わずやり、裁判でも何でもやる。行き着くところまで行って、そこで止まれば考える。それまでは方向転換しない。全くリスク回避など一切考えない。単細胞の組織である。こんなものが権限を持ち国の税金を湯水のように引っ張り出し、全国で土地を買いあさり住宅を建て賃貸・分譲を行ってきた。又まちづくりと称し再開発を全国で行ってきた。現在借金は15兆とも16兆とも言われている。返すあてのない1兆2千億円については税金を投入し尚且つ6OOO億円以上の有利子負債がある。機構の小金井現地事務所の久保所長に「成功例を示して?」と聞けば「無い」とのこと。どうしようもない組織である。早晩この組織も解体の運命を辿ることになるであろう。
このような者たちが、我がJR武蔵小金井駅南口第1種市街地再開発計画を行えばどうなるか、杜撰極まりない計画である。素人でもしないような計画が目白押しである。今日、電話をくれたS氏が書き込んだ書き込み(誤字などがあり多少直しました。)をコピーして以下に掲示します。

以下S氏の書き込みです。
このマンションは駅前ですので立地は最高です。
この再開発に反対の地権者もおりますので、ある人を通じて、O氏に何が問題なのかを直接聞きました。居住用も投資用も大切なお金を動かすわけですので確実な情報をとることが大事です。特にこのマンション(1-Ⅱ街区)については下記の通りです。(公開されていない図面なども見させていただきました。)
1、マンション北側の敷地内通路2号は、駅から、大型店(イトーヨーカドー)への最短通路となり、一番歩行量が多いと想定される。歩行者・自転車専用通路として使用することが「地区計画」で決定されている。しかし、店舗用荷捌き駐車場・居住者用駐車場・身障者用駐車場があり、恒常的に車が進入する。計画では幅員6mで車は相互通行となっておりその幅員は5.5m。歩行者は0.5mです。(車は全て西側から進入。駅前広場からは入れません。)マンションのゴミ置き場のドアーが観音開きで、そのドアーは通路側に開きますので、いつ車にぶつかるか判らない。万が一人身事故が起こった場合は、(道路でない為)道路交通法は適用されずその責任は、管理者つまり管理組合になる。よって、最終的にはこのマンションを持つ(所有者)地権者責任となる。(東京都の北多摩建築指導事務所の中山課長の見解とのこと。)
 そのため、都建築指導事務所と施行者(都市再生機構)との話し合いでは、ここでの事故を未然に防ぐ為、機器及びガードマン投入で合意してます。このことは、都建築審査会での処分庁職員が口頭審査で発言した議事録に出ているのを読ませていただきました。要は、ガードマンを常時置くことになっておりますが、その費用は、同然居住者持ちとなります。そのことは、施行者である都市再生機構は、地権者にも話を一切しておりません。
2、マンション南側にあるコミュニテー広場の管理費負担は、マンションを買う人にも応分の負担をさせられます。マンション南側の一部は、この広場の一部にカウントされています。この広場も地区計画で、緊急災  害時の災害拠点として使うとなっている。通常市(行政)が、管理費を負担するが、小金井市は、全地権者に負担させてホッカブリを決め込んでおります。これは、市議会の駅周辺特別委員会(平成18年6月16日)で論議されていますので議事録参照してください。
3、ここの書き込みにも書かれていました、地下1階にパチンコ屋さんが入り、1階には「景品交換所」が出来ます。地価と一階はエスカレーターが設置されており、地下1階の音(音楽・呼び込みの声)は、一階に流れます。一階の店舗もその対策にビルでの内側での入り口から、外側へ変更するなどの考え方に変わったオーナーもおり、イメージ的にはあまりよろしくないビルとなるでしょう。その隣に武蔵境のヨーカドー(2棟分)の1,5倍ほどの面積のヨーカドーが出来ますので、この1階の店舗は、通常商品を扱った店舗のようで(パン屋:サ ンメリー:現在休業中・DP・和菓子・不動産・マッサージ・スーパー・呉服小物・景品交換所・洋服直し等が入店予定:南口の仮店舗:駅広場予定地で営業されているお店が入ります。)ヨーカドーに飲み込まれるものと思われます。(この件は、都市再生機構の久保所長も私の聞いた人に言っているとのことです。
4、2階は飲食店街となります。一つ一つが小さいコマですので、既存の飲食店が3店入ることは決まっておりますがそのほかは未定とのことです。
 (ヨーカドーの飲食店街と比べると維持できるかが問題ですね。)
マンションを買ったは、数年で1階、2階が、無残なシャッター商店街になったら、資産価値に影響します。
5、中央線の高架化は、23年3月完成と言われていますが、都で聞きますと半年ぐらい遅れるかもとのことです。そうしますと、マクドナルドから西にあるJRの建物(プレハブ)4棟が、小金井以西の基地になっており、それまで移動し建物の除却は出来ないとのこと。よって、マンションは20年秋に竣工し21年1月から入居するも、駅からのアクセスはどうなるか?市も都市再生機構も「貝」になっております。渡辺市議会議員の掲示板の再開発関係を参照してください。  
   URLは  http://www.koganei.com/e-gikai/

以上の5点から、通常考えられないリスクがありますね。
でもそのリスクを取り、投資して合うかはその人の考え方ですね。

私のあった人は、O氏としましたが、本人にその後連絡しておりません。
名前を出してよいか聞いておりませんのでO氏としました。出してよいか聞いておきます

以上がs氏が書いたものです。
1.2.3.4.5の問題については多少直しましたので間違いありません。
これは、3街区ある中の1-Ⅱ街区です。私もこのビルの4階に無理やり床を都市再生機構が押し付けてきておりますが「拒否」している。
上記1-Ⅱ街区の他、1-Ⅲ街区も問題山積ですので機会があれば書き込無予定。s氏のように要点を書いてくれると助かりますね!