2008年9月27日土曜日

中山成彬(なりあき)国土交通大臣辞任

9月24日に発足した「麻生内閣」の国土交通省大臣になった中山成彬大臣が再び「失言」した。文部科学相のときにも「失言」したのは記憶に新しい。
成田空港反対闘争を「ゴネ得」、「日本は非常に内向きな単一民族」などと言い、また、大分県教委の教員採用汚職事件に触れ「県の教育委員会の体たらくは日教組(が原因)。日教組の子供は成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低い」などと発言した。
この発言で、与野党からブーイングの嵐が起こっている。
既に、麻生内閣では「中山成彬国土交通大臣辞任」が決まっていると言う。
中山成彬の名前はお父様がつけたのか、幕末の英雄「島津斉彬」(なりあきら)のようになってほしいと思い付けたのであろう。「名前負け」である。

この人の妻は、如才のない、才女の中山恭子(きょうこ)前内閣府特命担当大臣(男女共同参画/少子化対策)、拉致問題担当、公文書管理担当。同氏は北朝鮮拉に拉致された被害者で組織する拉致被害者家族連絡会からは絶大な信用を得ている。

中山成彬氏が大臣に就任した理由は、森喜朗元総理大臣の「夫が出世するのに喜ばない妻はいない。」の言葉で大臣になったと言う。森元総理も「失言」で選挙で負けている。

妻の恭子氏が引き続き大臣になっていた方が無難であった。

二人とも、東大卒で大蔵官僚の同期生とのこと、これほどの差のある「ご夫婦」はなかなかいない。普通は、「夫婦は似たもの同士」である。

「失言癖」のある大臣は、この内閣にまだ、まだいる。