2008年9月20日土曜日

(予想!)衆議院選挙-自民党は壊滅的大敗!

「汚染米」事件では、農水省の5年間で96回も調査をしながらその「出鱈目」さでその流通を見逃してきた。また、この「汚染米」に関係した企業名の公表も、加害者企業なのか被害者会社なのか区別もせず同列での公表を行い、被害者企業への風評被害が拡大している。また、全くこの「汚染米」の売り買いに関係のない会社まで名前を間違って公表してしまったことが判明し、絶望的なお粗末さである。
太田誠一農水大臣と事務方トップの白須敏朗事務次官の辞任は、「健康被害は無い、ジタバタしていない」、「農水省に責任があるとは思わない。」等、他人事のような発言をし、その無責任さで総選挙にも自民党に悪影響が出ることを懸念しての辞任劇である。
後期高齢者医療制度の選挙で中高年の反発必至であり、これも厚労省升添要一大臣は、この後期高齢者医療制度を1年程度で「見直し」を発表した。代替案の基本方針として(1)75歳以上など年齢で区分けする制度にしない(2)保険料の年金天引きを強制しない(3)若年層に過度の負担が行かないようにして世代間の反目を助長しない。
具体的には、現行の「独立保険方式」と、高齢になっても従来の国民健康保険や企業の健康保険に加入し続ける「突き抜け方式」、加入者の年齢や所得に応じて各医療保険間で財政調整を行う「リスク構造調整方式」の3方式を部分的に組み合わせる制度を想定しているという。当面は現行の後期高齢者医療制度を継続し、その上で今後1年以上かけて議論し、新制度に移行したい考えだ。ただ制度変更には法改正が必要となる。これも、総裁選挙でこの案をぶち上げ、衆議院選挙対策で、「猫騙し(ねこだまし)」戦術である。
自民党にとってマイナスになるであろうことは全てオブラートで包み国民に飲ませる戦術が果たして通用するのかと思う。国民を馬鹿に見ているとしか考えられない。
国民は馬鹿にされても自民党を支持するのか?
国民は自民党に鉄槌を食らわせるであろう。