2008年4月19日土曜日

再開発工事が中断!!

 ご無沙汰しました。
 私は小金井市再開発「武蔵小金井駅南口第一種市街地再開発」の地権者の一人です。
 この再開発は、施行者は、独立行政法人都市再生機構(以下機構と記します。)です。
 いい加減な計画で、都市計画認可、事業計画認可、権利変換計画認可、計画通知認可(建築認可)と、手続だけを優先して建設工事に突入いたしましたので、そちらの裁判で時間が多く取られブログを書くことができませんでした。まだまだ、裁判は続行中です。
 この再開発につきましては、本来、事業計画認可(国土交通省大臣認可)図面と計画通知認可(東京都認可)図面とは同じでなければならないわけですが、事業計画認可図面を勝手に変えて計画通知認可を取って工事を一年以上にわたってしてまいりました。
 要は、大臣認可のない建築物を建設していたわけです。当初から、私はそれを指摘してきたわけですが、国土交通省、東京都、小金井市、機構ともホッカブリして建築違反をしてきたのです。やっと、国土交通省も重い腰を上げざるを得なくなり機構に対して事業計画変更申請を機構に出させることになりました。機構は、平成20年3月26日に事業計画変更申請を国土交通省に出しました。翌日の朝日、読売新聞の武蔵野版には、その記事が載り、国土交通省が認可をし、その後官報に公告が出るまで、「工事中止」となります。機構の公団時代を含め53年の歴史の中で、「工事中止」は始めてのようです。
 3月27日付けで、地権者に機構の小金井事務所久保芳弘所長名で送られてきた文章を見ますと、国土交通省と機構のやり取りが手に取るように判ります。私は、東京小売酒販組合理事長また、全国小売酒販組合中央会会長として東京国税局、国税庁などと酒類行政全般にわたり話し合いをしてきましたので、国土交通省の役人の考え方、対処の仕方、機構への要求方法などなどよくわかります。
その文章には
1、 自主的に工事を一時停止することにしましたが、・・・と書かれています。
  これは、国土交通省が、行政命令すると、国土交通省の所管である機構に傷が付く為
 自主的に止めることにさせたもので、口頭で、国土交通省から機構に「工事は中止しろ」との命令が出てい るものと思われます。当然、「工事中止」の担保として一筆を機構から国土交通省に差し入れさせていると 思います。国土交通省に情報公開請求をすれば出てくるものと思われます。
2、 速やかに当該事業計画の変更について認可されるものと考えています。と書かれています。
  これは、当初、国土交通省と機構との協議では「速やかに認可する」との言質を機構に与えたものと思わ れます。しかし何かの問題が噴出して3週間を経て今日まで、「認可」はされていません。工事は完全に中 止されています。
  この機構施行の詳細につきましては、一段落しましたら「問題の再開発・本物の再開発」という本を著したいと考えております。

 話は変わりますが、前回書きました、ごみの処理方法のフローチャート、実験施設建設の話をいたします。 フローチャートにつきましては、近々にUPいたします。
 資料は既に入手しておりますが、UPする方法が判らないので勉強します。
 また、実験施設は、岐阜県大垣市のイビデン本社に建設中とのことです。亜臨界環境における加水分解施設は500Lですので、ドラム缶2.5本分の大きさです。1ロット300KG程でしょうか。共生系菌叢処理施設もセットで建設中とのことです。6月には完成しますので早速、見学してきます。またご報告させていただきます。