2007年8月20日月曜日

官房長官も金の問題!!終わりにしていただきたい!

安部総理は、27日に組閣を発表すると言う。しかし最後の最後まで「政治と金」のスキャンダルにまみれた「ゆるフン」内閣である。塩崎官房長官までが、政治団体での出金に領収書を悪用、同じ領収書を使い回しでお金を浮かし、その金で秘書が自動車などを買っていた事が判明した。正にトホホである。
 阿部内閣の支持率は、今週どのようになるのか?また、組閣後どのようになるのが見ものである。
「今週10%台に突入して、組閣後は変わらす低迷」と予測しておく。

事務次官は政治任用を!

安部内閣で、大臣VS次官の人事抗争で11日間も紛糾した。官邸主導・政治主導が叫ばれて久しい!
守屋次官のように身の程知らずを作ったのも「戦後レジゥーム」である。首相・大臣の管理下にある省庁の役人は総理・大臣は、すぐ変わるから省庁の主役は役人と思っている。総理・大臣が変わってもその下で
働く役人が変わらない。これが日本の現実だ。ドラスティックに変えるには、少なくても各省の次官を政治任用で登用するようにしないと変わらない。出来れば各省の局長ぐらいまで政治任用とすべきである。そうすれば、各省庁の風通しが良くなり、政権が変われば、それに従い行政も変わる。
 東京都も全くの官僚主義で、国の省庁以上である。東京都の、4人の内1人が政治任用の副知事である。
これでは、石原知事の言う「品格ある行政」は実行できない。品格の無い行政を行ってきたから、それはまずいと気がついた石原知事が「ターゲット」として「品格のある行政」と言い出したのである。猪瀬副知事の守備範囲は、「国との交渉」との事。都の行政組織には全くの手付かずとなる。東京の行政組織は、「社会保険庁」と変わらない。問題先送り、ゴミがあれば拾わず、との守備範囲だけそのゴミを掃き、川上(国)又は川下(区市町村)でゴミを送る。場合によっては、そのゴミを「民間」に回す。自分たちは「知らぬ存ぜぬ」である。東京とも全副知事・局長を政治任用しなければこの官僚主義を打破することは出来ない。
 私は小金井市に生まれ育ち「小金井市政」を見てきた。こんな小さな市でも「小粒な官僚主義」が横行している。自分たちは一切「汗をかかず」、「これは都の指導です。」とか「国が言っている」と言い。交渉するなど程遠いもので、単なる「メッセンジャボーイ」である。小金井市などの区市町村においては、部長以上は政治任用とすることで、大きく行政が変わるものとなる。
国家公務員法・地方公務員法の大改正をしなければ日本は駄目になる。誰がまたどの政党が政権を取ろうとも、この2法の大改正をせずして日本の未来は、無い。

2007年8月18日土曜日

安部内閣トホホですね!

11日間にわたり迷走した防衛省の小池大臣VS守屋次官の人事対立は「両方痛み分け」との見出しで
新聞・TV等で報道された。本当に「痛み分け」か?人事権を持つ小池大臣の負けである。人事権を持たない次官は、「防衛省生え抜きの次官起用」を要求していた。少なくともこの点では、次官の思い通りとなった人事である。大臣(政治家)が省庁をコントロールする為、大臣に人事権を与えてある。小池大臣の手法にも確かに問題点はある。しかし組織の長が決断したらそれに従うことが特に防衛庁に求められる組織論である。それをこともあろうに安部総理は、問題先送りを行い、世論の反発を恐れあわててのどたばた劇である。安部総理には組織としての長のポリシーがない。又、塩崎官房長官に至っては、この問題を収めるどころか大きくした張本人である。この二人では、物事をうまく処理する能力がありませんね。安部総理が決断すべきは、次官が何と言おうと「大臣は小池だ!小池に従え!」と言うのが当たり前である。小池氏を大臣にした責任は安部総理にある。そのような決断だ出来ないからいつまで経っての政治家より役人が「主役」となる。防衛省という実力部隊において一番必要な「危機管理能力」なるものが全く無い。11日間の間にミサイルが飛んできたらどうしたのであろう!守屋次官のような身の程知らずの役人がまだまだ各省におり日本を食い散らかしている。防衛省の幕僚(制服組)の人事で今回のようなことが起これば文民統制が機能しなくなる。恐ろしいことになる。
残念ながら安部総理には、総理としての資質・能力が無いように思われる。それでも辞めないのであれば、
取り掛かる問題は1点!公務員法の改正です。
駄目な安部内閣の起死回生策は中途半端な公務員法改正ではなく、抜本的な改正をしたらどうか?その視点は「公務員になる人は善人」と言う“性善説”を破棄して“性悪説”の視点からの改正でなければ真っ当な行政にならない。(民間人は、元来悪いことをする者として性悪説で法律化されている。)民間人と同様な改正案を安部内閣が提案すれば国民は安部総理を見直すであろう。

2007年8月6日月曜日

江戸川の花火大会


4日の土曜日の昼過ぎに、「今日、江戸川の花火大会があるので行かないか?」と誘われ、息子と参加した。
武蔵小金井から中央線市ヶ谷駅で都営地下鉄に乗り換え「篠崎駅」そこから歩いて花火会場へ約、1時間10分ほどと考えていたが、約2時間半かかった。篠崎駅手前数駅から、駅に着くとそこで5、6分停車。何かと思ったら、次の駅から先発の電車が発車しなければ発車しないとのこと。やっとの思い出、篠崎駅に付くと、プラットホームには、前の電車から降りた乗客で立錐の余地が無いほどの混み様。改札に出るまでの暑さは、この上なく、気分が悪くなった人が出たのか、出入り口から救急隊員が、担架を運んでいた。
花火会場へは、篠崎駅から歩いて20分ほどかかりついた。6時に付く予定で着いたのが7時20分。
約9時まで、ほとんど花火の切れ間が無いほど打ちあがった。今まで見たことない大規模な花火大会である。一斉に花火が上がると、対岸の市川市の見物客まで見ることが出来る明るさになる。
翌日の新聞によると、規模では東京一とのこと。見物客は、134万人と出ていた。
帰りは、篠崎駅では、電車に乗るのに2時間待ちとの「噂」があり、タクシーを捜しながら新小岩方向にあるいた。結局、徒歩で1時間半ほどかかり「新小岩」着。会場に美味しい「酒」は持ち込み呑んだもの途中で「肴」を調達せず、空腹の為、新小岩ですし店で食事。午後12時頃に吉祥寺着。老体はそのまま帰宅したが、若い連れは、吉祥寺で2時まで飲んでいたようだ。江戸川の花火大会の凄さは、一見に値するものです。是非、来年機会を作り見てください。

2007年8月2日木曜日

政治家の進退は

一政治家・大臣の進退と違って、首相の進退は影響力において別格である。
安部首相の後見人を自負する面々が安部首相へ進退を進言していたことが表に出てきた。
政治家の進退は自分自身で決めるものと言われるが、首相の進退となると、政権交代を含めて大きな影響を及ぼす。

参議院選挙で開票結果前に自民党の森喜朗元首相、中川秀直幹事長、青木幹雄参院議員会長の3人が、選挙後の安部政権についての話し合いをしていたことが表に出てきた。政治の世界に長く身を置く3人が出した結論は40議席を確保できなければ、「安部首相の退陣」であった。この結果を持って中川幹事長が安部首相にその話をもって行ったが安部総理はそれを「拒否」したことが報道された。経験のある3人の政治家の判断と安部首相の判断とが180度違う結論となった。選挙戦を通じての安部首相の発言などを聞けば、ここは「退陣」の選択肢しかないと思う。このままいけば、安部首相への求心力は無くなり公明党が「三行半」を突きつけ与党離脱よって与党体制は、崩壊の方向に行くであろう。参議院では、野党が「天下り根絶法案」、「政治資金規正法改正案」を出し、衆議院に送り与党への揺さぶりを掛ける。受ける安部首相・与党が、その法案より国民が喝采するものでなければ、その支持率はドンドン下がる。安部内閣が「のたれ死に」となろう。
となれば、衆議院の選挙も近まるであろう。今度は衆議院において自民党の歴史的大敗を見ることになる。
安部首相の「居座り」は結果的には、政権交代が出来る体制を作った「立役者」となる。

2007年8月1日水曜日

政(まつりごと)

国民の法律を創る人たちを選ぶ選挙が終わった。
自民党は、歴史的惨敗となった。色々、評論家、識者が連日テレビで
その原因をあれこれ述べている。それを考えるとこれらの原因があるのに、
よく自民党は票を取ったものだ。まだ、自民党に票を入れている人がこれだけ
いるとは、日本人の辛抱する心が強いのか、ビックリである。
社会保険庁、役人の天下り(今に天またぎ=同時にいくつもの財団法人などの役員に就任が問題になる。)政治家の金の問題。どれをとっても日本人の美徳とされる謙虚さとは対極の卑しい愚考である。そこには
品格のかけらも無い。

今日の新聞に出ていた世論調査では、総理居座りについてそれを容認する人が40数%いた。自民党にも
次の人材がいない、また対峙する民主党に政権担当能力無しと見ているからである。
既得権益の代表者は、自民党と民主党で出していることを国民は知っている。
今後は“脱既得権益”を旗印にした政党に国民は投票し第3極を創るものと考えられる。
国民は、自民でも、民主でもないことをこの世論調査で示している。そのうねりは、
次期衆議院の選挙で芽を吹くことになるであろう。それは、東京発となるであろう。
参考までに下記に党派別当選者数を記す。

党派別当選者数
当選 選挙区 比例 新勢力 公示前
民主 60 40 20 109 81
自民 37 23 14 83 110
公明 9 2 7 20 23
共産 3 0 3 7 9
社民 2 0 2 5 6
国民 2 1 1 4 4
日本 1 - 1 1 0
諸派 0 0 0 0 0
無所属 7 7 - 13 7
欠員2
合計 121   73   48  242 240
定数 121   73   48  242 242