2009年7月7日火曜日

性善説の落とし穴

役人は悪いことをしない。お医者様も悪いことをしない。これは、残念ながら昔の話。
役人は悪いことはしないとの前提で、国家公務員法、地方公務員法ができている。
役人の悪事は、紙面を賑わしているが、今回、何年かぶりに悪徳医師が摘発された。
お医者様は悪いことをしないとの前提で、診療・手術したあとのチェツク体制が全くないことに目を付けての診療費詐欺事件である。診療費支払いのシステム変更が急務である。

性悪説に立脚した法律は刑法である。民は、悪いことをするものだとの考えで作ったものだ。
この頃では、役人(地方公務員、国家公務員)の中でも、制服組と言われる、自衛官、警察官はもとより、裁判官までハレンチ罪などの刑法に問われる事案が続出している。

性善説に立脚している全法律の見直しが急務である。
その見直しをする仕事は、国会議員の仕事である。
若い国会議員に期待しよう。