2007年8月1日水曜日

政(まつりごと)

国民の法律を創る人たちを選ぶ選挙が終わった。
自民党は、歴史的惨敗となった。色々、評論家、識者が連日テレビで
その原因をあれこれ述べている。それを考えるとこれらの原因があるのに、
よく自民党は票を取ったものだ。まだ、自民党に票を入れている人がこれだけ
いるとは、日本人の辛抱する心が強いのか、ビックリである。
社会保険庁、役人の天下り(今に天またぎ=同時にいくつもの財団法人などの役員に就任が問題になる。)政治家の金の問題。どれをとっても日本人の美徳とされる謙虚さとは対極の卑しい愚考である。そこには
品格のかけらも無い。

今日の新聞に出ていた世論調査では、総理居座りについてそれを容認する人が40数%いた。自民党にも
次の人材がいない、また対峙する民主党に政権担当能力無しと見ているからである。
既得権益の代表者は、自民党と民主党で出していることを国民は知っている。
今後は“脱既得権益”を旗印にした政党に国民は投票し第3極を創るものと考えられる。
国民は、自民でも、民主でもないことをこの世論調査で示している。そのうねりは、
次期衆議院の選挙で芽を吹くことになるであろう。それは、東京発となるであろう。
参考までに下記に党派別当選者数を記す。

党派別当選者数
当選 選挙区 比例 新勢力 公示前
民主 60 40 20 109 81
自民 37 23 14 83 110
公明 9 2 7 20 23
共産 3 0 3 7 9
社民 2 0 2 5 6
国民 2 1 1 4 4
日本 1 - 1 1 0
諸派 0 0 0 0 0
無所属 7 7 - 13 7
欠員2
合計 121   73   48  242 240
定数 121   73   48  242 242