2008年9月2日火曜日

これからの世界は

北京オリンピックが開催されると同時に、旧ソビエト圏内できな臭いグルジア対ロシアの紛争が勃発した。
アメリカの力の衰退、EU圏内の一致結束の乱れに乗じてロシアの経済力の復活(原油の値上がりで)を背景に、ロシアが仕掛けてきた。ロシアは、新冷戦の時代到来でも構わない考えのようだ。各国首脳が、国を守るために「命を賭けての」戦争をも行っている時に、日本は、福田総理が、政権与党の公明党の要求にまた、自民党の議員から、「福田では選挙は戦えない」と云われ、野党第一党の民主党小沢代表が会ってくれないから
の「嫌気」で総理を辞職しますとのこと。
外国の首脳が「命を賭けての」戦いをしている時に、日本の総理の行動は、2代の総理があまりに、「駄々っ子」の考えでの辞任である。
「2代目の政治家の限界」などとコメンテイターの評論もあるが、すべての2代目政治家がそうとは限らないと思いたい。
この福田総理の辞任を、外国からどのように見られるかである。福田総理は、「私は客観的に見える」とまで言っている。世界から日本を見た場合、「日本の政治は不安定である。よって、日本への投資は控えよう」となるであろう。このことが、福田総理には見えないのか。

これでは、世界はまさに「ジャパン・パッシング」で、自民党の総裁=総理がここで変わった所で海外からの見方は変わらない。
「2度あることは3度ある。」は、昔からの諺である。

世界の流れは、「民族主義の台頭により民族紛争」・「キリスト・イスラム宗教間の紛争拡大」・「貧富の格差拡大」により予断を許さない状況となるであろう。

このような、世界の中で、日本の行く道は・・・・

平成維新をしなければと考えるのは私だけであろうか。